今日(11/29)の注目レース　第二弾

今日の2歳戦ラジオN杯京都2歳S(11/29 京都11R・芝C2000) 2歳GⅢ　国際・特指・馬齢各馬の前走評価 1枠1番　フローレスダンサーアルテミスS(11/1 東京11R・GⅢ・芝B1600) 4着行き脚つかず後方から。内埒沿いピッタリ、折合い良く追走。直線では反応良く、内を突いて伸びてきた。長くキレる脚を披露し、上がり最速を記録。重賞でも通用する力は見せた。今回がいい経験となりペース慣れ出来ていれば、次走も楽しみ。距離延長プラス。 2枠2番　エイシンライダー萩S(11/1 京都9R・OP・芝外A1800) 1着好発も控えて逃げ馬から離れた番手で追走する。後ろの集団とも距離があり、実質単騎の逃げと一緒の形。直線手前で逃げ馬を捕まえ、早め抜け出して後続の追撃を封じた。大トビで後肢の踏込みの力強い綺麗なフットワーク。完璧なレース運びで、センスが良い。軽い芝のマイル前後向き。今回は全てが上手く嵌った印象で、他馬と力は互角。 3枠3番　ダノンメジャー◎野路菊S(9/20 阪神9R・OP・芝外A1800) 1着好発も控えて後方待機。3角辺りから少しずつ気合をつけて外を回して進出開始。コース取りの差で直線に入ると最後方の位置取り。一瞬口向き悪い面を見せてモタつく場面もあったが、大外に出して追い出すと、反応良く徐々に加速。ラスト1Fだけで一気に前を交わした。回転速い四輪駆動のフットワーク。センス抜群で、更に距離を延ばしても大丈夫。クラシック路線の中心的存在になるだろう。 4枠4番　テイエムダンシングデイリー杯2歳S(11/15 京都11R・GⅡ・芝外B1600) 9着好発ものんびり走って後方追走。道中は舌を出してやる気なし。直線に入り追出しに入っても馬の後ろを付いて流れ込んだだけ。馬体回復していたが、レースへの集中力に欠けていた。ここでもスピードは通用。子供っぽさが抜けてこないと厳しい。距離は問題ない。 5枠5番　シュヴァルグラン 2歳未勝利(10/12 京都2R・芝A2000) 1着好発もダッシュ付かず中団から。徐々にスピードに乗り、好位追走の形になる。大トビできれいなフットワーク。3角から動いて、大逃げの馬を自ら捕まえに行く積極的な競馬。ラスト1Fで交わすと、気を抜かないよう最後まで追われた。長くいい脚が使え、どんなレース展開でも力を出し切れるセンスがある。まだ走りに緩い所があり、これからの成長に期待。それでも2歳レコードにコンマ0.1差。素質は高いことは疑いない。 6枠6番　ベルラップ○黄菊賞(11/16 京都9R・500万・芝B2000) 1着一二歩目でモタモタしたが、二の脚速く番手追走。キッチリ折り合いつけて脚を矯める。道中2着馬に外から交わされると驚いて立ち上がる。交わされたのを合図に追い出しに入る。直線入り口で前を捕まえて、長い直線での叩き合いを制した。抜け出してからは気を抜いたが、内から寄せられるとまた伸びた。底力があり、相手が強いほど燃えるタイプ。デビューから少しずつ力もつけてきた。出し抜けさえ喰らわなければ、重賞でも楽しみ。 7枠7番　ティルナノーグ△紫菊賞(10/18 京都9R・500万・芝A2000) 1着スタートから馬なりで進み最後方追走。折合い良く直線まで内埒沿いで脚を矯める。直線に向くと大外に出してビッシリ追われる。早めに抜け出した2着馬も目標にして、長くキレる脚を使い、ゴール直前で並ぶ間もなく差し切った。大トビでキレイなフットワークなので、開幕週の軽い馬場も良かった。能力、決め手に関しては世代トップクラス。まるで猫のような走り。折合い不安なく距離不問。馬場が極端に悪いとかなりのマイナス材料。当然、重賞でも勝ち負け意識できる。 8枠8番　アイオシルケン 2歳未勝利(11/1 京都3R・芝外A1800) 1着好発から先行争いを避け、控えて折合い重視で中団追走。ペースが上がっても控えたまま、ポジション下げる。直線に入り追い出すと反応良く加速。長くバテない脚で差し切った。大トビで前肢を手繰る硬い捌き。フットワークからはダート向きだが、今回は雨が降った馬場で、グリップが効きやすかったのだろう。センス良く折り合い不安ないので中距離前後向き。上のクラスでも相手なりに走れる。